電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)の違い

電気自動車とは

電気自動車(EV)とは、ガソリン燃料を使わず電気を動力源として走行する自動車のことです。
二酸化炭素などの環境や人体に影響がある物質が排出されない、環境に優しい自動車です。
動力が電力のため、音も静かで走行音もほとんど気にならないです。


また、燃焼に伴う振動も発生しないため、静かで乗り心地が良いです。


現在の走行距離は、満充電状態で300~600Kmと以前より走行距離が伸びたためガソリン車と変わらない航続距離になってきています。
日常使いやレジャーなどで遠出をする機会が多い人でも安心して乗りこなせるようになっています。

燃料電池車とは

電気自動車は、電気を蓄電池に蓄え、貯めた電力でモーターを動かします。
一方燃料電池車は、水素と酸素の化学反応によって発電した電力でモーターを動かします。


燃料電池車は自ら発電するため充電をする必要がありません。
二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しないため、地球環境に優しいです。
電気自動車と同じ電気によって走るため、走行音があまりしなく、静粛性にも優れています。


問題点としたは、ガソリン車と同じよに燃料となる水素が必要で水素ステーションが必要になります。
普及するには水素ステーションを増やさないといけません。
また、水素を作る工場も必要でまだまだ問題があります。

最後に

電気自動車は、高いイメージがありますが今後は安くっていきます。
最近ではすべての軽自動車メーカーが格安EVを発売予定しています。
燃料電池車は、まだまだ問題点が多かったり開発するメーカーが少なかったりと普及までは先が長いと思います。
興味がある人はぜひ調べてみてください。

トヨタの電気自動車はどうなる?

トヨタは2021年12月14日にバッテリーEV戦略に関する説明会を開催しました。
これからの電気自動車開発やバッテリー開発について発表がありました。
今回は、トヨタが電気自動車とどのよに向き合っていくのかを紹介していきます。


トヨタの電気自動車(EV)

トヨタはバッテリーEV戦略に関する説明会の中で、2030年までに350万台、30車種のEVを販売するとの発表されました。


海外に比べ日本はまだまだ購入者が増えていない電気自動車ですが、トヨタがこれから力をいれていき販売車種も多くなって行けば日本でも購入者が増えていくと思います。


トヨタとスバルが共同開発した電気自動車のTOYOTA bZシリーズ「bZ4X」を来年から発売予定です。
販売エリアは日本だけではなく世界で発売されます。


バッテリー容量は71.4kWhで走行距離は460~500km走行可能です。
バッテリーに使われている電池は耐久性に優れていて、経年劣化で少なくなっていく容量を10年後でも90%維持するように開発されています。


急速充電では、30分でフル充電の80%分の電気をためることができます。
また、屋根にあるソーラーパネルで年間1800km分の電力を充電できます。
万が一の災害時やレジャー、自宅の電源としても使うことができます。


他にも、2人乗りタイプの小回りがきく超小型EVC+podや自動運転EVバスのe-Paletteなどを紹介していました。


EVだけではなく燃料電池にも力を入れていて燃料電池車のMIRAIや大型トラックなどを販売していきます。


バッテリー開発の投資額は2030年までに1.5兆円から2兆円に引き上げさらに電気自動車開発に力を入れていくみたいです。

最後に

電気自動車だけではなく種類も豊富でユーザーに選びやすいく使いやすいものを提供していきたいのだと思いました。
これからの電気自動車がどのよに変わってくるのかが楽しみですね。

日産は全固体電池EVを28年販売と発表

日産は全固体電池EVを開発する

日産はこれまで主流だった電気自動車のバッテリーのリチウムイオン電池から全固体電池に切り替えるみたいです。
2028年販売に向けて開発しています。
それに伴い車の電動化を加速させるため、EVの開発にこれまでに1兆円を投資してきましたが、さらに5年間で2兆円を投資することを決めました。

全固体電池

全固体電池とは、全固体電池とは、これまで液体が必要だったところを固体にした仕組みの電池のことです。
今までの電池の違いは、固体になることで利用方法が大きく変わってきます。


構造や形状が自由で薄型な電池が作れるようになり、小型や大容量化が簡単でスマホから電気自動車などに利用できます。
固体なので丈夫で寿命が長く熱や環境変化に強いため、様々ところで安全に利用できるようになります。
リチウムイオン電池ではできなかった高速充放電が全固体電池ではできるようになります。


固体電池は薄くしたり、層を重ねて多重構造を作ったり、折り曲げることも可能になります。
多少傷がついても電池の性質を失わず、変質もしないので寿命が長く、熱や圧力変化にも強いのでさまざまな環境で利用することが出来ます。

電気自動車のこれから

今後世界の電気自動車の販売比率は2026年に日本は55%以上、ヨーロッパは75%以上、アメリカは2030年までに40%以上にしていきます。


これから世界で電気自動車が増えていく中でどうしても気になることの一つにバッテリーの安全です。
これまで日産自動車のリーフは発売してから50万台以上売られているのにバッテリーの火災事故が1件もありません。
火災が起きなかった理由は単純で走行テスト入念に行ってきて入りからこそできたことです。
様々な条件の走行テストをやったから日産リーフは安全なんですね。


価格は海外の電気自動車よりも高いですが日産リーフは事故にあったときの安全性が高いので信頼できる1つの電気自動車だと思います。


安全な電気自動車を作れる日産はこれから全固体電池のバッテリー搭載の電気自動車を作ってきますが今までの実績があるからこそ安心して乗れる電気自動車だと思いますね。


今後もさらにバッテリーの技術を利用した物が増えていきます。
まだまだ問題点は多くありますが、利用しやすくなります。