EV充電スタンドを自宅に設置する費用やポイントを紹介!

EVの充電スタンドは、現在で全国に約18,000ヶ所設置されています。
主な設置場所、ガソリンスタンド、コンビニ、カーディーラー、宿泊施設、道の駅など様々な所に設置されています。
今後もさらにEV普及に向けて増えていくでしょう。
そして、充電スタンドは自宅に設置する事ができます。
もっと身近に使える事ができる様になってきた充電スタンドについて紹介していきます。

充電スタンドを設置する費用は?

充電スタンドは大きく分けて2つあります。


「普通充電」と「急速充電」です。

普通充電

普通充電には、2種類の充電方法があります。


1つ目は充電ケーブルを充電設備に差し込むコンセント型です。
コンセント型は100Vと200Vから選べます。


普段家庭で電化製品を使っているものは100Vが使われているため、同じ100Vが使える電気自動車であれば、自宅のコンセントに挿せばすぐ充電ができます。
そのため、特に工事は必要ありません。


2つ目はケーブル自体が充電器に備えつけられている充電ケーブル付きです。
充電ケーブル付きは200Vのみとなっています。
200V充電をしたい場合は、工事が必要で約10万円ほどかかります。


普通充電の場合にかかる時間は5~8時間ほどです。


工事内容としては

  • 設置場所を決める
  • 配線工事
  • 充電スタンドの設置

急速充電

急速充電は、普通充電よりも短時間での充電ができます。
航続距離によりますが、約40分で80%充電することができます。
時間が無いときや急いでいるときなどに利用できます。


しかし、急速充電は高額なものがほとんどで設置には安いものでも180万円ほどの費用がかかってしまいます。
急速充電は、買い物などのお出かけの際に設置されている充電スタンドを使う方法もあるので高い費用を出して設置する必要はありません。

走行距離はどのくらいなの?

電気自動車の価格にもよりますが1回の充電で400km以上走行できるものが多くなってきています。
日常使いからレジャーなどでも利用できるようになってきているので走行距離を気にせず利用できます。
今後もさらにバッテリー性能が上がるので、今後もさらに走行距離は伸びていくと思われます。


価格の安い電気自動車では軽自動車枠のものが発売される予定で価格を安く抑えている代わりに走行距離が200キロ未満となっています。
あまり、頻繁に車に乗らない人や一日20キロぐらいの人におすすめの電気自動車になっています。

最後に

電気自動車は、ガソリン車とは比べものにならないほど静かでエンジン音や振動ないため快適にドライブを楽しむことができます。
燃料は電気なので、二酸化炭素は少なく、地球環境に優しいものになっています。
環境に気にかけている人にはおすすめです。


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EVと相性のいい電力プランの「深夜電力プラン」を紹介!

深夜電力プラン

深夜電力プランは、深夜の時間帯の電力料金が日中の料金よりもお得になるプランのことです。
深夜の時間帯は各電力会社のプランによって異なります。
日中に仕事などで家を空けている人は、夜間の電気料金が安くなる夜間プランがおすすめです。


電力は日中が一番多く利用され、夜間になるにつれて使用量は減っていきます。
日中と夜間では電力量に差が生まれてしまいます。
電力は一定に量を保つのが難しいため、夜間で使われない電力を減らすためのプランとして深夜電力プランが期待されています。
需要の少ない深夜時間帯の電気を安くすることで需要を伸ばそうとしています。

一律の料金プラン

ちなみに、一般的な料金プランの場合
基本的に電気料金は一律の料金プランを採用しています。
一律の料金のことを従量電灯といい、よく利用されているプランです。


「基本料金」と「電力量料金」の合計で支払う料金が決まります。


電力量料金は電気使用量に応じて料金が決まり、使った分だけ料金がかかります。
また、時間帯によっての電気料金の値引きや割引はありません。


基本料金はアンペア数によって料金が固定なとこと基本料金がかからず無料の所があります。
無料の場合は電力量料金が少し高くなるだけで基本料金がある場合よりも安くなる可能性が大きいです。

セット割で更にお得に

セット割引は、スマホやガスなど元々は電気事業以外のサービスを提供している会社のサービスをセットにして利用できるようにしたため、料金自体も安く割り引くことができます。
会社のメリットは、既存のサービスと電気の契約を組み合わせるだけなので、契約時の手続きさえ済ませてしまえば料金は一緒に支払いができることです。
電気料金だけでなくセット契約したサービスの料金もお得になるので利用者にとっては、うれしいことです。

夜間の電気料金が安いプラン

新電力のプランには電気自動車と相性がいい夜間に料金が下がる電気料金プランがあります。
今回は、夜に安くなる電気料金プランがある電力会社をまとめていきます。
時間帯によって料金が変わる電気料金プランの事で夜間の電気料金を他の時間帯よりも安くなります。
電気料金が安くなる時間帯は、プランにより様々で、昼と夜の時間帯だけでなく、土日や祝日などの休日料金の設定があったりします。


自分のライフスタイルに合った料金プランを見つけてみてください。

東京電力ホールディングス

「スマートライフプラン」と「夜トクプラン8/12」の2つのプランがあります。


スマートライフプランは、オール電化向けの電気料金プランで、電気料金が安い夜間の時間帯は、夜25時から朝6時までとなっています。
夜トクプラン8の夜間の時間帯は、夜23時から朝7時まで夜トクプラン12は夜21時から朝9時までとなっています。日中の価格は高いので日中あまり電気を使わない生活スタイルの方に向いています。

関西電力

「はぴeタイムR」と「eスマート10」の2つのプランがあります。


はぴeタイムRは、夜23時から翌朝7時までお得な夜間料金で安くなります。
eスマート10は、夜22時から翌朝8時までお得な夜間料金で安くなります。

中部電力

「スマートライフプラン」、「スマートライフプラン(夜とく)」、「スマートライフプラン(朝とく)」の3つのプランがあります。


「スマートライフプラン」の夜間の時間帯は、夜22時から朝8時で平均的なスタンダードなプランです。
「朝とくタイプ」は夜23時から朝9時で朝ゆっくりと家事を済ませてから外出する方におすすめです。
「夜とくタイプ」は夜21時から朝7時で21時以降の家事や夜型の人におすすめです。

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトでは「スマートでんき」プランです。
スマートでんきは、オール電化住宅向けのプランです。
オール電化だけでなく蓄電池を利用し夜間の電気使用量が多い家庭にも向いているプランです。
主に午前1から午前6時の間は電気料金が安くなるので、蓄電池を効率よく使用することができます。

最後に

電気自動車と夜間料金を上手く使っていく上でお得にするには、なんといっても電気を使う時間帯をしっかり考える事です。


また、電気自動車を使って安くなる時間に電気を貯めて高くなる時間に使うなどの工夫をしていくとさらにお得に使うことができます。
今利用している時間帯を把握して電気料金を比較してください。

ガソリン車をEVに変えたらライフスタイルはどう変わる?5つの予想

まだ、EVに乗り換えていない人は多いと思います。
車種が少なかったり、価格が高いことや走行距離であったりと問題がないわけではありません。
その中にライフスタイルがどう変わってしまうのかが不安な人もいると思います。
EVに変えたらライフスタイルはどう変わるのかを紹介します。
今後EVを購入する人や考えている人は参考にしてください。

未来のライフスタイルはどうなる?5つの予想

EVとハイブリッド車の2台持ちになるかも

EVは走行距離が長くなったとはいえエアコンなどの周辺機器にも電気が使われているため長距離にはまだまだ不向きです。
そのため、遠出などの長距離が少なくなり近場などで使われることが多くなると予想されます。
また、ハイブリッド車では長距離でEVでは短距離と使い分けする方も出てくるでしょう。
現状ではEVは高額なものが多いですが、100万以下で買えるEVも増えてきています。
使い分けができて快適なライフスタイルになると思います。

EVは蓄電池としても使える

電化製品と同じ100Vが使われているため充電するだけではなくEVを自宅の蓄電池としても利用できます。
昼貯めた電気を夜に使用したり、夜貯めた電気を朝に使ったりと効率よく使うことが出来ます。
電力会社の乗り換えで違う時間帯の電気を使えるようになるため、電気料金が安くなる時に充電して高くなる時間帯にEVを使用すればお得に電気を使うことができます。

買い物のついでに急速充電

急速充電は自宅での普通充電と違い短時間での充電ができます。
コンビニやファミレスなどでのちょっとしたお出かけの際に充電が出来て便利になります。
今後は短時間で充電が出来る急速充電だけでなく駐車エリアに車を停めるだけで充電が出来る非接触充電が今後普及していきます。
非接触充電はさらに便利でコードを繋がなくても、買い物を済ませている間に充電することが出来ます。

充電する必要がなくなる!?

走行中や停車中に自動で充電をしてくれる技術の非接触充電が現在開発中です。
実用化に成功すればEVは給電無しで、ずっと走り続けられるようになります。
走行中に給電されるので、わざわざ充電スポットに行かずに済みます。
自宅で充電する必要がなく充電の待ち時間や、給電の手間もなくなります。
また、EVに電気を最低限に抑えることができるので、バッテリーをコンパクトにすることができます。

万が一の災害時に役立つ

生活していくうえで電気は必ず必要なものです。
災害時に使えなくなると困ります。
食料や飲料水を備蓄して備えておくのと同じ感覚で、EVを利用していれば電気がなくなっても困ることはありません。
普段どおりの生活とは言わないまでも、スマホだけでも充電したいという人は多いはずです。
EVは車内にあるコンセントで電気を取り出せます、災害時にも有効に活用できます。

最後に

様々な技術開発が進み便利になっていきます。
EVを購入するにあたってライフスタイルが快適になることはうれしいことです。


最近では、EVも増えて乗り換えを考えている人が増えていると思います。
これからも改善されていくEVですが、まだまだ不安要素があるので現状では問題が解消してから買うためにまだ様子みな人が多いのだと思います。
選択肢も徐々に増えてきているので、生活がしやすいくなっていくでしょう。